技術部沿革


 愛媛大学工学部は,技術職員の組織化についての技術職員問題検討部会(部会申合せ平成2年2月1日施行)を設置し, 組織化に伴う諸問題の検討を行い,「愛媛大学教室系技術職員の組織等に関する取扱要項」に基づいて,平成6年10月1日に 「愛媛大学工学部技術職員組織内規」が制定され,工学部技術部が組織された.当初,工学部技術部は機械工学技術班, 電気電子・情報工学技術班,土木海洋工学技術班,化学・材料工学技術班の4班で構成された.
 平成8年4月の学科改組に伴い,土木海洋工学技術班は環境建設工学技術班に,化学・材料工学技術班は応用化学・ 機能材料工学技術班に名称が変更された.それとともに,新たに実習工場技術班が加わり,工学部技術部は5班35名で構成された.
 平成13年4月からは,工学部(総務係),教育学部,理学部及び学内共同施設(機器分析センター,総合情報処理センター) の技術職員から構成される「自然科学系技術班」が新たに加わり,6班43名に組織が拡大され,名称も工学部等技術部と変更された.
 同年7月からは,技術部の円滑な運営を目的として,「愛媛大学工学部等技術部技術職員組織内規」に基づいた,技術部組織に関する 『工学部等技術部運用取り決め』を定め,職務の遂行に努めている.
 平成31年4月には「工学共通技術班」が設置され,これにより現在の工学部等技術部は, 機械・環境建設系技術班,電気電子・情報系技術班,化学・材料系技術班,工学共通技術班,実習工場技術班, 自然科学系技術班の6技術班,46名の技術職員から構成されている.

 工学部等技術部は,これからの社会の変化に対応できるよう努力する必要があり,技術職員は大学の教育・研究の支援及び技術・ 技能を継承し,より広く社会と連携すべく,種々の研修や各分野での専門技術・技能の向上を目指し,日々研鑽を積んでいる.