「愛媛大学工学部等技術部活動報告集」投稿原稿の書式
−副題が必要な場合の例−
〇〇系技術班 姓 名,□□系技術班 姓 名,姓 名
1.はじめに
本活動報告集は,原寸大で判下原稿をオフセット印刷によって作成する.このため,全体の体裁を統一し,各投稿原稿間のバランスを整えることが必要となり,判下原稿はワープロで作成することとする.ワープロソフトは「一太郎」または「MS Word」とする.印字は白黒とし,300dpi以上のレーザプリンタが望ましく,インクジェットで印字する場合"にじみ"に注意する.如何なる理由があっても,図,表,写真も含めカラーでの印字は認めない.また,プリンタ側の設定において,設定可能であれば"プリンタフォントを使わない"にチェックを入れる(印字フォントを設定しても,その設定が無効になるため).
各著者は,この「投稿原稿の書式」を熟読,熟知していただき,原則として,この書式により原稿を作成するものとする.この書式の原稿でない場合は,各著者に修正をお願いすることとなるため,大幅な原稿の書き換え等の無いよう十分注意する.
2.書式設定
ワープロソフト「一太郎」または「MS Word」の書式設定およびヘッダの設定を,以下に示す.
2.1 ページスタイル
用紙はA4縦方向とし,マージン(余白)は上下25mm,左右23mm,文字組は横組み,1ページの文字・行数を指定し,文字数42文字,行数42行とし,段組は認めない.
(1) フォント
フォント設定において,和文フォントはMS明朝,欧文および数字フォントはTimes New Roman,サイズは11pointとする.特段の理由がある場合を除き,これらのフォントに統一する.
(2) 和欧文間スペース
和欧文間に適当なスペースを設ける.「一太郎」の場合は,文書スタイル−体裁タブの"和欧文間スペース"にチェックを入れる.「MS Word」の場合は,ページ設定−フォント−文字幅と間隔タブの"カーニングを行う"にチェックを入れる.
2.2 ヘッダ
ヘッダは第1ページのみとし,書名,巻(Vol),発行年(西暦)とする.ヘッダ書式は,マージン15mm,和文フォントはMS明朝,欧文フォントはTimes New Roman,サイズは9point,右揃えとし,「一太郎」の場合にのみ密着割付とする.このヘッダは,各著者において入力する.
3.表題
表題(タイトル)は,2行目から始め,フォントはMSゴシック,サイズは15pointとし,一行(30文字以内)に納める.収まりきれない場合には,3行目に副題をつけ表題を短くし,副題は1行に納めその左右に"−"を付けるとともに,文字はMSゴシック,サイズは13pointとする.表題および副題は中央揃え(センタリング)とする.
著者名および所属班名は5行目(表題のみの場合は上2行のスペース,副題がつく場合は上1行のスペース)から始め,所属班名と姓名との間に全角1文字分のスペースを挿入し,フォントはMSゴシック,12point,右揃えとする.連名の場合は","で区切り,所属班名が同じであれば省略し","の後に姓名を記入する.姓と名の間に半角1文字文のスペースを挿入する.
4.本文
第1ページの本文は8行目(上2行のスペース)から始め,和文フォントはMS明朝,欧文および数字フォントはTimes New Roman,サイズは11point(書式設定−フォントの設定と同じ)とする.2ページ目以降は行頭より続ける.原則として常用漢字を使用し,句読点は「,」「.」に統一する.なお,脚注の使用は認めない.
4.1 見出し
見出しは,章,節,項の3レベルまでとし,次のように統一する.見出しが2行目以降にわたる場合は,2行目以降に必ずインデントを設定する.見出しが,ページの最下行となる場合には適当な行スペースをいれ,次のページの行頭より始める.
(1) 章(第1レベル)
章の上下に1行のスペースを挿入する."章番号"+"ピリオド"の形にし,次に見出しを入れる.フォントはすべて全角のMSゴシック,サイズは12point ,左揃えとする.
(2) 節(第2レベル)
行頭1文字分のスペースの後2文字目から始め,節の上下に行スペースを設けない.半角で,"章番号"+"ピリオド"+"節番号"+"スペース"の形にし,次に見出しを入れる.フォントはすべてMSゴシック,サイズは11pointとする.
(3) 項(第3レベル)
項の上下に行スペースを設けない.半角で,"左括弧"+"項番号"+"右括弧"+"スペース"の形にし,次に見出しを入れる.フォントはすべてMS明朝,サイズは11point,左揃えとする.
4.2 式,記号および単位
数式,記号および単位は半角入力とし,欧文フォントはTimes New Romanとするが,ギリシャ文字の場合にのみ欧文フォントはSymbolを使用する.
(1) 式
式は数式ツールで作成するのが望ましく,行頭2文字分のスペースの後3文字目から始め,式の上下に行スペースを設けない.式番号は必ず入れ,番号は"( )"でくくり,番号および括弧は半角,右揃えとする.式中の括弧の順序は"[{( )}]"とする.数式の例を次に示す.
(1)
(2) 記号
数式および本文中に使われる変数や定数を表す記号は,通常使われているものを使用し,記号が最初に現れる箇所でその定義を行うことが必要である.記号には基本的に斜体を用い,添字(下付文字)は標準体(斜体にしない)とする.同一記号を2つ以上の意味で使用しないように注意し,他に適当な記号がない場合には,添字を付けるか一方を標準体にして,区別のつくよう工夫すること.例:A,A,AB,a,sC
(3) 単位
単位は必ず国際単位であるSI単位系を使用し,従来単位系を併用する場合は,SI単位系の後に括弧でくくる.記号の後に単位が続く場合は,単位を半角括弧でくくること.例:9.8kN(1kgf),98kPa(1kgf/cm2),A(cm2),
4.3 図,表および写真
第1ページ目に図,表,写真を挿入する場合は,ページ下にレイアウトする.第2ページ目以降に挿入する場合には,ページ上あるいは下とし,その間に本文,または本文の間にレイアウトすることは,物理的に困難な場合を除き認めない.また,原則として本文に説明が出てきた直近にそれらを挿入することとし,本文の最後にまとめてレイアウトすることは認めない.
図,表,写真の番号は必ずつけ,本文中に"図−1","表−1","写真−1"のように(章番号なし)間に全角の"−"および番号を入れ,フォントはMSゴシックとする.
図,表,写真の横幅は,1行の印字領域の1/2程度以下の大きさとし,その左側に文字を配置する.その幅が,1行の印字領域の2/3程度を越えて大きくなる場合は,1行の文字数が少なくなると非常に読みづらいものとなるため,文字を配置せず1行の印字領域の中央にレイアウトする.また,図,表,写真およびその表題が,本文と容易に区別のつくよう,水平・垂直方向に適当なスペースを設けること.
図,表,写真には必ず表題をつけ,本文中と同じく"図−1","表−1","写真−1"とし,説明文との間に全角1文字分のスペースを入れる.説明文のフォント,サイズは本文と同じとする.表題が2行以上にわたる場合は,2行目以降にインデントを設定する.表題は,図および写真の場合はその下,表の場合にはその上に配置する.図,表および写真中の文字は,本文中の文字の大きさを標準とし,容易に判読できる大きさとするとともに,文字が大きすぎることのないよう,拡大,縮小する場合には特に注意する.
5.謝辞
謝辞は必ずとも必要としないが,謝辞を入れる場合は,本文の後とし,上1行のスペースをとり,行頭より書き始める.書き始めはMSゴシック,サイズは11pointで"謝辞:"とし,それ以降の文字のフォント,サイズは本文と同じとする.
6.参考文献
参照または引用した文献は,本文末に参考文献としてまとめて記載する.本文中には,参照または引用箇所に添字(上付半角文字)で,"1),2,3),4-10)"のように番号を付け,その番号は出現順とする.見出しは"参考文献"とし,文末より上1行のスペースをとり,フォントはMSゴシック,サイズは12pointでセンタリングする.その他のフォント,サイズは本文と同じとする.2行以上にわたる場合は,2行目以降にインデントを必ず設定する.詳細は,この文末の"参考文献"に示す.なお,行頭より半角文字で"番号)"とし,発行年の後に「.」を入れ,一つの参考文献の終わりとする.
インターネットを参照または引用した場合は必ず,本文,図,表,写真のすべてに,参照または引用箇所にWebサイト名を必ず記載し,参考文献とはしない.自動的に引かれる下線は消し下線なしとし,文字色が変更されていれば黒色にする.
7.その他注意事項
文字のサイズを変更した場合には,行送りが自動的に変更され行がずれるため,「一太郎」であれば書式−フォント設定タブの"行送り調整する"のチェックを外し,文字のサイズを変更する.「MS Word」であれば文字のサイズを変更した行で,書式−段落−インデントと行間隔タブの"行グリッドに合わせる"のチェックを外す.(「MS Word」の場合は表題,あれば副題,所属班名および著者名の行のみで良い.)
なお,本「投稿原稿の書式」は,この書式に従って作成されたものであり,参考にして頂きたい.
謝辞:この投稿原稿の書式を作成するに当たり,各大学等の技術研究報告集および学会等の投稿書式を参考とさせて頂いたことに対し謝意を表す.
参考文献
1) 第1著者名,第2著者名,第3著者名:論文名(書籍であれば書名),雑誌名(書籍であれば発行所),巻,号,pp.100-200,発行年(西暦).
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